バリスタの逆止弁(チェックバルブ)水漏れ修理

原因

水の流れの逆流をさせない、逆止弁(チェックバルブ)とホースの接続部が経年劣化により破断していた。

お疲れさん

逆止弁の取り外し

T10トルクスネジ1本を緩め外す
タッピングビスタイプの普通のトルクスネジT10
かんたん

問題点

厄介なことにチューブ内に折れたパイプが残っている。

折れたパイプの取出し方

M3のタッピングビスをねじ込んで引っこ抜く

これしか思いつかなんだ。かなりの力で引かないと抜けない。

崩れやすいので、数回に分けて行った。

抜けた!

よく考えたら、別のネジを用意しなくても、逆止弁を止めていた、外したネジで良かった。

あと、チューブ内の清掃を忘れずに!(わしは忘れた)

壊れた逆止弁

ぱっと見、ゴミフィルターに見えるが逆止弁。

逆止弁およその寸法

代替品の選定

  • ネットで探すも熱帯魚などで使うエアーポンプ用はたくさんあるのだが、同じものを見つけられなかった。
  • 飲料水に使えそうなものはでかすぎ。
  • ちょうどよいサイズのものは中国製のため、原料に何が使われているか分からないので、怖くて使えない。

まーまー探したけど、似たものがあったで。

ご使用の際は自責任でお願いします!

送料は500円くらいだったかな?

食品衛生法をクリアしていないけど、危ない原料を使っていないと言い張る、RoHSマークあり!日本製じゃから嘘はほとんどないじゃろ。サイズも小さくなる方向で良さげ!

使用圧力範囲など、材質や大きさが同じようなもんだから、使えるものと考えて、ポチッた。

参考

  • PP:ポリプロピレンは160℃で溶けるみたい。
  • SUS304:ステンレス
  • フッ素ゴム:耐蝕性あり
  • あとRoHSを信じるしかない。
  • まあ、微量じゃから大丈夫じゃ(適当)

逆止弁の取り替え

送られてきた商品のラベル

向きを間違えないように取り付け、と言っても、チューブに注すだけ。

注意点

  • 少しだけパイプが太いので、元々ついていたチューブの外れ止クリップは使えない。
  • タイラップなどで締め上げないと、チューブが抜けて再び水漏れする。
  • お湯を注ぐときにチューブがパンパンに膨らむから、伸縮性の無い外れ止を使ったほうが良さそう。しかも強力なやつ。
下から上に流れる向き

失敗談の補足説明

(1)直ったか確認忘れ

わしは、直ったことを確かめずに、調子に乗って組み上げてコーヒーをいれる操作をしてみたら、まさかの水漏れ!またかよ。

駄目じゃ!

外れ止クリップがハマるところで妥協してはいけんで!

これでは外れ止めが効かない!ご注意を!

(2)お掃除アラームが消えない。

水漏れに慌てて電源を切ったら、コーヒーの粉を出すモーターが変な位置で止まってしまい、掃除せよのアラームがでっぱなしで全く使えなくなった。

コーヒー粉を出すモーターを強制的に回転させる方向

(1)向かって右側のサイドパネルを外す。

こちらのパネルは、バリスタの下部の隙間にヘラを挿し込んで、押し上げる。

結構力がいる
バコッ

でも、なぜか、左サイドパネルよりかんたん?!力加減に慣れたからか。言葉では難しいが強め。

力を加える向きを間違えなければ、相手はプラスチック。直ぐにバコッと言う。

(2)写真のモーターのコネクタをかならず外す

モーターの配線

(3)モーターの端子に給電する。

リード線の黄色が(+)黒色が(-)なので、わに口クリップでモーターの端子をつかんで6V,1A程度の給電をする。

モーターが回転し始めるので、合いマークの△(取説みてな)まで時計回りに回転させる。(部品がハマるまで回すでもOK。わしはそうした。)

外したモーターのコネクタをもとに戻し、サイドパネルをはめる。

組み上げ

テスト運転、その後、緩めたネジを締めすぎないように注意して締め戻し、サイドパネルをはめて、もとの形にする。

サイドパネルはハマりにくいので、隙間なくハマっているか点検をしてないと、コーヒーの粉をいれるやつの上の蓋が閉まらなかったりする。

洗浄

コーヒー粉を入れずに、お湯だけ出して、洗浄した気分にする。

気になる人は、電源ボタンと洗浄ボタンを7秒以上長押して、工場出荷時に戻してから、買ったときに始まる洗浄をしてみてください。

こちらのご本家ページに初期化方法あり

ええ感じ

以上


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