Windowsタブレット Kano PC にwsl2でlinux 入れてpythonの開発環境入れてみたで。
Windowsでの設定
(1)管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、linux(デフォルトUbuntu)を入れる。これだけ?
- wsl –install
- (マイナスマイナス)installです。
- -d Ubuntuを付けないとダメな時あり
(2)インストールができない場合
1.PCによっては、インテル・バーチャライゼーション・テクノロジーの許可がいるで。
BIOS(UEFI)を出すところが一番難しいところ。
電源入れてKanoのロゴが出てすぐにファンクションとF7を押し続けるらしいが、わしはできんかった。やはり↓のやり方が確実じゃな。
- 設定→システム→回復→PC の起動をカスタマイズするにある今すぐ再起動からの↓
save & exitより変更を保存して再起動じゃ。
2.それでもだめならHyper-V(Windows10仮想マシン)上で動かす
こちら、設定 → アプリと機能 → 関連設定-プログラムと機能 → Windowsの機能の有効化または無効化(OptionalFeatures.exe)より
- Hyper-Vにチェックを入れる
- 再起動
(3)再起動後、スタートよりUbuntuを起動してインストールの続きじゃ。
(4)自分で使うユーザIDとパスワードを入力するで。なんでもええ。
LinuxのPython設定
入れるものとして
- 日本語mozc関連
- Pythonの開発環境thonny
- ファイルマネージャpcmanfm
コマンドラインに打ち込む
今後の操作でIDとパスワード聞かれたら(4)で入れたやつを入れるんで。
(1)お決まりアップデート
- sudo apt update
- sudo apt upgrade
(2)日本語mozc関連のインストール
- sudo apt -y install language-pack-ja
- sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF8
- sudo apt install -y fcitx-bin fcitx-mozc
- sudo apt install -y dbus-x11
(3)フォントをWindowsに入っているやつに指定
- sudo nano /etc/fonts/local.conf
<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
<dir>/mnt/c/Windows/Fonts</dir>
</fontconfig>
- CTRLキー+oで保存
- CTRLキー+xで終了
(4)プロファイルに日本語入力関連の指定
- sudo nano ~/.profile
ファイルの最後に入れる
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
export DefaultIMModule=fcitx
fcitx-autostart &> /dev/null
- CTRLキー+oで保存
- CTRLキー+xで終了
(5)linux(Ubuntu)再起動
- exit
- もう一度、スタートより起動
または
- wsl –shutdown
- 無いとき(sudo apt install -y wsl)
(6)キーボードの設定
テストも兼ねてGUIでやってみる。
- fcitx-config-gtk3
1.左下−で英語(US)キーボードを削除
2.左下の+をクリックして日本語キーボードを追加
3.リストの順番を左下の△でキーボードからのMozc順に並べる
(7)Python関連とファイルマネージャーを入れる
raspberry pi os に入っとるやつにしとく。
- sudo apt install -y thonny
- sudo apt install -y python3-pip(無ければ)
- sudo apt install -y pcmanfm
(8)Python開発環境の起動
- thonny
日本語がないが焦るな!
Thのダイアログを上げると切れたところが見える
おきまり(古)
print(“Hello world!”)
いれたら
(9)ファイルマネージャーの起動
- pcmanfm
(10)念の為にお掃除
sudo apt autoremove
sudo apt clean
意外とサクサク動くで。
以上
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/tutorials/gui-apps
マイクロソフトのやり方はこれ